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タイマッサージの誕生

 タイマッサージの起源は、今から2500年前にさかのぼる。歴史上のタイマッサージの創始者は、シバコというインドから来た医師である。他にも、シバコ・コマラパ、ジバカ・クーマーラバッチャ、耆婆、Shivaga Komarpajなどの呼び方があるが、ここではシバコと呼ぶ。彼は、ブッダと交流があった人物で、「サンガ」というブッダを中心とした仏教僧集団の筆頭医師であった。「医学の祖」とも言われ、タイマッサージを霊感によって導き出したと言われている。他にも、ハーブやミネラルに備わっている癒しの力をも発見した。地球上の草木にはすべて効能があり、約に立たないものはひとつもないということである。
 仏教教典によると、シバコは、ブッダの主治医であり「四部律」には、彼に関するエピソードが6つ書かれている。簡単に紹介しよう。シバコの最初の治療は11年間も頭痛を患っていた患者の鼻に酥(バター)で煮た薬を注ぎそれを吐き出させて治したという話。第2は痔で困っていたビンビサーラ王を湯で満たした鉄槽の中に座らせて眠らせ、患部を切り取って消毒して完治させた話。第3の治療は、柱に縛った子供の腹を刀で開き、腸捻転(ちょうねんてん)を治し縫合した話。第4は、脳手術。頭痛で悩んでいる患者に多量の塩分を含んだ食事の後、酒を飲ませて酔わせ、頭骨を刀で開いて脳を取り出し、酥(バター)と蜜で脳をよく洗い縫合して頭痛を治した話。第5も頭痛治療で薬嫌いの王に薬を与える話。第6は、数日間に渡ってブッダの中に満たされていた悪い体液を香や塗油、水浴などで治した話。このようにシバコ(耆婆)の医療技術は今日でも通用するほど高いもので当時の仏教医学のレベルの高さをうかがうことができる。
 身体のいろいろな部分が痛かったり、不快に思ったりする時、人間は本能的に触ったり、こすったり、揉んだりする。そして無意識に行われるそういった行動は、人間の進化にまでさかのぼることができるの。人間だけでなく、多くのほ乳類は、彼ら自身で手足をこすったり、傷をなめたりしている。ただ、私たち人間は、長い年月の中で、これらの行動を体系づけたり、記憶したりすることによって、現在のマッサージが発展してきた。
 マッサージについての記述が歴史上出現するのは、今から5000年以上前にさかのぼる。タイには中国の黄皇帝(Huang-Ti)の時代に伝えられたという歴史的な記録もあります。紀元前1800年頃のインドの文献アーユルヴェータには、身体をいやし、丈夫にする方法として記されている。このようなマッサージに関する記述は、世界中でそれぞれの文化や医学的な参考文献と絡み合って、数多く存在している。聖書にも、このような表記は多く見られ、有名なものでは、病気を治す方法として「横になって手をかざす(laying-on-of hands)」というものがある。

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