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タイマッサージを知る

 タイ古式マッサージは、「世界で一番気持ちいいマッサージ」とも呼ばれている。 約2時間から3時間かけて全身の施術を行なう。クイックマッサージくらいしか縁のない忙しい人にとってみれば異常に長い時間に思うが、受けたことのある人は「あっという間だ」と口をそろえる。技の数はとても多く、按摩や指圧によく似た手法から、アクロバット的な体勢で行うストレッチ技までが含まれ、上手く組み立てられている。ひととおりの技を行うとまる1日かかるほどある。実際にはクライアントの身体状況を確認した上で、適切な技を選択しながら、施術を行う。数百年の年月をかけて、タイで仏教と共に発展してきた施術法なので、愛と慈悲の心をもって施術することを大切にしているのが特徴だ。
 タイ古式マッサージは、まず足裏を施術することから始まる。まずは、足裏を十分に施術し、筋肉、血管、神経を刺激し、血液の循環を促す。そうすることで、老廃物も一緒に洗い流され、きれいな血液によって酸素も補給されるわけだ。血液の循環が悪くなると、疲労がたまり体調は次第に狂ってくる。足は「第二の心臓」と呼ばれるが、筋肉の3分の2は足にあって、心臓から送り出された血液を再び心臓へ送り返すポンプの役割を果たしているからである。通常でも、足部分の血圧は上半身の血圧の10分の1程度しかないから、心臓からいちばん遠い足には、血液がうまく循環していない。足の裏や甲には、自律神経など全身をコントロールする神経が集中しているから、この足の裏と甲の反射区を刺激することで体調を整え、自分自身の力で健康を維持させることができる。
 次に、脚全体をエネルギーライン(セン)に沿って圧迫する。母子(親指)の圧迫の後、手掌の圧迫というように、脚にある6本のセンを何度も往復しながら圧迫していく。「気」の流れを促し、血液やリンパの循環も同時に促す。血液は血管の中を巡っているが、圧迫によって細胞内の老廃物を毛細血管へと意図的に押し出しているのだ。通常、脚部分の施術で約1時間をかける。これがタイマッサージのひとつの特徴とも言える。
 その後、腕や腹部、腰、背中、肩、首、時には顔や頭などの施術を行いながら、全身を温めていく。身体が温まったら、ストレッチ技を行なっていく。 ストレッチ技もとてもアクロバティックな姿勢で行うのがタイマッサージらしいところ。プロレス技かと思うような複雑な技である。実はこれ施術者も無理のない姿勢で疲れないのが、また素晴らしさでもある。

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